
ヘリクリサム/イモ―テル
学名:Helichrysum Italicum
科名:キク科
部位:開花部分
抽出方法:水蒸気蒸留法
ノート:ミドル
香りの強さ:強い
酸化速度:ー
禁忌:キク科のアレルギーの方、妊産婦、てんかん
注意を要するケトン類を含みます。
※ヘリクリサムに含まれるケトン類は毒性が低いとされ
ていますが、使用には注意が必要です。

ヘリクリサムとは
様々な名で呼ばれる、キク科のヘリクリサム属(ムギワラギク属)に属す植物です。
別名:カレープラント 葉や茎からカレーのような香りがするため。
別名:イモ―テル(不滅)・エバーラスティング(永遠に続く)乾燥しても色や形の変化が殆どないため。
ヘリクリサムという名は、ギリシャ語のHelios(太陽)とchrysos(黄金)が語源となったという説があります。
ヘリクリサムと呼ばれるヘリクリサム属の植物には500種~600種程あり、一年草、多年草等様々で、白っぽく、産毛に覆われた茎は強く、60cm~90cm程に成長し、精油に使われる先端に黄色い花を咲かせるものから、ドライフラワーや園芸用として使われるピンクや白い花のもの等様々です。
精油に使われているヘリクリサムは、フランスやイタリア、地中海地方などに主に生息し、乾燥した環境を好みます。
花言葉: 黄金の輝き・不滅の愛 → 花言葉のまとめはこちら
誕生花:2月28日 → 誕生花のまとめはこちら
精油の効能・作用と適用|ヘリクリサム
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作用 ※個々の精油の含有成分により、作用の有無は異なります。
*抗炎症作用
*鎮痙作用
*創傷治癒作用
*細胞成長促進作用
*鎮痛作用
*抗凝固作用
*粘液溶解作用 など
効能・適応 ※個々の精油の含有成分により、作用の有無は異なります。
*捻挫や打撲のあざ、内出血、傷跡、ストレッチマーク(肉割れ線、妊娠線など)の改善
*関節炎の改善
*シワやたるみが気になる老化肌のアンチエイジングケア・スキンケア
*筋肉痛、神経痛の改善
*静脈瘤の改善
占星術から見た対応星座(サイン)と特徴
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対応星座(サイン)
獅子座 ♌
対応星座の特徴
後程。。
精油の香り・お勧めの使い方とブレンド例
香りの特徴
強く、ウッディー調でスパイシーな中にほのかな甘みを感じる癖のある香り
お勧めの使い方とブレンド例
香りは癖があり、好みが分かれやすい香りなので、香り自体を楽しむよりも効能を期待して心身の不調の改善目的での使用がお勧めです。
特に、抗炎症作用、創傷治癒作用には優れたものがあるので、打撲した際のあざや傷痕などにベースオイルに1%程希釈して部分的に塗布又は軽くトリートメントするのがお勧めです。
使用するベースオイルは、カロフィラムオイル、アルニカオイル等がお勧めですが、カロフィラムは粘性があり使用感が重いので、アルガンやホホバなどに希釈して使いやすくしてから塗布すると良いでしょう。
アルニカはキク科のアレルギーの方は控えた方が良いオイルですが、刺激に弱い方も他のオイルに希釈して塗布すると良いでしょう。
■お勧めのブレンド例 ※ベースの量を変える時は精油の濃度が1%以内になるようにしてください。精油は1滴0.05mlです。
ヘリクリサム/ローズマリー又はラベンダー
ヘリクリサム/ローズマリー又はラベンダー/エレミ
エイジングケアとしても大変有用ですが、フェイシャルに使用する場合は香りがきついので使用量には注意が必要です。ベースオイルやバター、保湿クリーム等に希釈して使用します。
■お勧めのブレンド例※ベースの量を開ける時は精油の濃度が0.5%以内になるようにしてください。
ヘリクリサム/プチグレン又はパチュリ →ちょっと個性的な香りです。
ヘリクリサム/ラベンダー又はメリッサ →スッキリとした香りです。
ヘリクリサム/パルマローザ → 少し落ち着いた香りになります。